パレオダイエットは続けるのが難しい!?

1970年代にアメリカで始まり、広がっていったパレオダイエット。 パレオはPaleolitic(パレオリティック)、日本語で旧石器時代のことです。 だからパレオダイエットは旧石器時代に生きた原始人のような食事をしてダイエットすることを意味しますが、栄養面、コスト面などから考えていくと課題が出てきます。 先日パレオダイエットの方法や効果などを記事にしてありますのでまだ読まれていない方はまずこちらからお読みになるとわかりやすいと思います。 パレオダイエットの効果・方法やデメリット     目次パレオダイエットの健康効果パレオダイエットの課題パレオダイエットはコストがかかるパレオダイエットで痩せられたとしてもそれは健康的な痩せ方か?低炭水化物ダイエットの弊害を考慮に入れておきましょうパレオダイエットは動物由来の脂肪摂取を推奨しているけれど……パレオダイエットは続けるのが難しい!?に関するMIHARUのコメントMIHARU SNS パレオダイエットの健康効果 パレオダイエットは、ジャンクフードの需要が増大し、それに伴い肥満、生活習慣病患者が増えたアメリカで、食生活を見直そうという機運が生まれ、1970年代ごろから提唱され始めた食事法です。 パレオダイエットでは狩猟・採集によって原始人が食べてきたものを中心に食べるようにします。 すなわち、工場で加工されていない動物や魚の肉、自生する野菜、果物、木の実などを食べるようにします。   このパレオダイエットを実践することによって、「体重が減った」、「ウエストが締まってきた」、「血糖値が下がってきた」、「ニキビ・アトピーが出にくくなった」などの健康効果を得ることのできた人々が次々と現れました。 現代の食生活に警鐘を鳴らすという意味でも、人間の食事の原点に返るパレオダイエットは象徴的で、現代のアンチテーゼとして広がっていったのです。     パレオダイエットの課題 パレオダイエットで食べることを奨励されるのは、 肉、魚、卵、ナッツ類などのタンパク質を多く含む食べ物 でんぷん質が少ない野菜――ホウレンソウ、ピーマン、セロリ、パセリ、トマト、ゴボウ、チンゲンサイ、小松菜、レタス、キュウリ、アスパラガス、ニラ、ブロッコリー、タマネギ、キノコ類など でんぷん質が少ない果物――リンゴ、オレンジ、グレープフルーツ、いちじく、キウイ、パイナップル、いちご、ブルーベリーなど精製されていない油――バージンオリーブオイル、ココナッツオイル、アマニ油などです。   そして、ごはんやパン、でんぷんを多く含むいも、カボチャ、コーン、砂糖、塩などの調味料、予め加工・味付けされた食品などはなるべく食べない方がよいものとして位置づけられています。 こうした食生活を続けることで出てくる課題があります。     パレオダイエットはコストがかかる まず出てくるのは費用の問題です。 肉、魚などの動物性タンパク質はコストパフォーマンスに優れた食材とはいえず、毎日多く食べると経済的に負担が大きくなってしまいます。 また精製されていないオリーブオイル、ココナッツオイルなどは作るのに手間がかかり、供給サイドが大量生産しにくいので高価格になってしまいます。 パレオダイエットでは米、パン、ハム・ソーセージなどの加工食品、食用油、調味料等々、消費生活者が大量生産されることによるコストメリットを享受できる食品をあえて避けて食べる傾向がありますので、当然、1食にかかるコストが割高になってしまいます。     パレオダイエットで痩せられたとしてもそれは健康的な痩せ方か? 原始人の食生活に倣うパレオダイエットではタンパク質、食物繊維を中心とする栄養摂取を行っていきます。 米、パン、でんぷん質の多い野菜・果物はあえて摂らないようにします。   これはつまり低炭水化物のダイエットということになります。 パレオダイエットでは悪役の炭水化物(糖質)ですが、実際のところ、炭水化物人類に果たしてきた影響は計り知れません。 人類が旧石器時代を抜け出し、新しい時代を作ることができたのは人間が米や麦を栽培し、これらを安定的に生産し、これらを調理・加工することによって炭水化物を多く含むごはん、パンなどを主食とする食生活で食の安定化を高めることができたからなのです。 炭水化物の特長は何といっても補給効果に優れることです。私たちの身体は炭水化物を取り込むとすぐにエネルギーに変えることができるのです。 でも炭水化物を使い切れないくらい摂りすぎると、炭水化物は身体の中で代謝を経て体脂肪に変わり、身体に蓄えられていってしまいます(私たちの身体は炭水化物をそのまま蓄えるということはできないのです)。   一方、炭水化物が不足してしまうと、まず私たちの身体は肝臓や筋肉に蓄えてあるグリコーゲンをエネルギー源として使っていきます。 グリコーゲンを使い果たすと、次に私たちの身体は脂肪を分解してエネルギーを作り出します。 パレオダイエットに代表される低炭水化物ダイエットは、この状態に持っていくことをねらっています。 つまり、 「炭水化物の摂取を抑えることで自分の脂肪をエネルギーに使う状態にして痩せていきましょう」 というのが低炭水化物ダイエットの基本コンセプトなのです。     低炭水化物ダイエットの弊害を考慮に入れておきましょう 低炭水化物ダイエットを続けることで、体脂肪がエネルギーとして使われるようになり、体脂肪が減っていきます。 … Continue reading パレオダイエットは続けるのが難しい!?