大麻成分「CBD」メリットと注意する点

大麻成分「CBD」メリットと注意する点

リラックス効果、痛みを和らげる効果などがあることから今世界中で注目されているのがCBDオイルです。

このCBD、実は大麻から作られるのですが、中毒性、幻覚など大麻独特の作用は持っていません。

ここではCBDの特長について詳しく見ていきたいと思います。

 

 

CBDの成分について

CBDの成分について

ここでいうCBDとはカンナビジオール(Cannabidiol)の略称です。

このCBD、実は大麻に含まれる一成分なのです。

大麻と言えばマリファナなどの麻薬がイメージされます。

皆さんが知っている大麻独特の作用――多幸感・幻覚作用・記憶障害などは、THC(テトラヒドロカンナビノール;Tetrahydrocannabinol)という成分によって起こされます。

CBDはTHCとは違う成分で、製造の過程で分化されていきます。

CBDには抗炎症作用・抗痙攣作用・抗不安作用・降圧作用などがあることが確認されており、今、精神科、ペインクリニック科、歯科などの医療現場でも注目されてきています。

 

 

大麻とは

大麻とは

前述したように大麻にはTHCやCBDなどの有効成分が含まれています。

この他にも大麻には約100種類の成分が含まれており、これらの大麻特有の成分はカンナビノイド(Cannabinoid)と総称されます。

THCは脳に作用し、幻覚や記憶障害などを惹起したり、無気力、人格の変容、精神病などを起こしたりするリスクが高いため、日本では使用に際して規制されており、医療機関において、がん化学療法の吐き気止めなど限定された疾患に対してのみ使うことができます。

しかし、THCを含んだ薬剤(マリファナなど)は実際には闇ルートで高額で取引されていることは皆さんもご存じでしょう。

ちなみに日本では禁じられているマリファナですが、アメリカの一部の州(アラスカ・コロラド・ネバダ・マサチューセッツ・メイン・ワシントンなど)、オランダ、カナダ、チェコでは嗜好品として合法化されており、マリファナをタバコのように吸えるそうです。

 

 

ヒトの身体の中にはカンナビノイドが含まれている

ヒトの身体の中にはカンナビノイドが含まれている

ヒトを始め、あらゆる脊椎動物は、身体の中で「アナンダミド」や「2-AG」のようなカンナビノイドを作ることができることが確認されています。

そして、このカンナビノイドが食欲、睡眠、性行動、感情、運動機能、記憶、免疫システムなどの制御に働くそうです(このことをエンド・カンナビノイド・システムと言うそうです)。

 

さらに驚くべきことに、ストレス、老化、栄養障害、ホルモン不足などにより体内のカンナビノイドが欠乏することで、不眠症、疼痛、糖尿病、てんかん、がん、うつ病、統合失調症、炎症性腸疾患、多発性硬化症、認知症などさまざまな疾患に影響を及ぼしていくのではないかという考えも出てきているそうです。
(参考サイト:https://cbd-info.jp/about/)

 

 

CBDを体内に投与することで得られるメリット

CBDを体内に投与することで得られるメリット

身体にCBDを投与することで発揮される薬理作用についてはまだ不明ですが、現時点において体内のカンナビノイド不足を補い、エンド・カンナビノイド・システムを正常化することにあるのではないかと考えられています。

 

CBDは大麻の茎や種から抽出・精製します(大麻の花や葉にはTHCが多く含まれており、大麻の花や葉を使った抽出が日本では禁止されているのです)。

こうして大麻の茎や種から作られたCBDオイルについては医療機関もその薬効に注目しており、すでに症例の蓄積が始まっており、臨床CBDオイル研究会で報告されています。

 

実際にいくつか紹介してみると、

  • 認知症により怒りっぽくなった70代男性が、CBDオイルを1日2~3回、1回2滴ほど舌下投与することで穏やかになり、家族は自宅介護がしやすくなった。
  • 10代から摂食障害があり、20代で線維筋痛症になった30代女性、さまざまな薬物療法をしてきたが疼痛の改善なく、幻聴、妄想などの精神症状が出始めていたが、CBDオイルを1日2回、1回につき0.5ml舌下投与したところ幻聴・妄想が消え、やがて疼痛もなくなった。
  • いつも5時間ほどしか眠れず、34℃台の低体温を気にしていた70代女性が、CBDオイルを1日2回、1回につき0.5ml舌下投与したところ、睡眠時間が8時間程度まで増え、体温も36℃に上がり、体調もよくなった。
  • 左腕の帯状疱疹後神経痛に悩まされ、ロキソニンを服用しても3週間疼痛が続いていた50代女性が、CBDオイルを0.5ml舌下投与したところ、5分後には痛みが消失し、半日ほど効果が続いた。
    (参考サイト:https://cbd-info.jp/cases/)

 

 

CBDで注意する点

CBDで注意する点

医療機関でも注目され始めているCBDですが、個人でもインターネット通販などを使ってCBDオイルを健康食品として入手することが可能です。

CBDの効果をいち早く知ったストレスや不眠などに悩む人が、自分自身、あるいは身近の人の症状改善を期待して購入するケースが増えているのですが、取り扱い業者は国内外数多く、その品質はピンからキリまであり、購入に際しては品質を見る目が必要です。

 

製品を選ぶ際のポイントとしては抽出方法がどういうものかという点があります。

CBDオイルについて言えば大きく2つの抽出法があります。

 

一つは大麻の茎や種から直接CBDだけを取り出しココナッツオイルなどに溶かす方法(アイソレートと呼ばれます)。

もう一つは大麻の茎や種からCBDを含む全成分を抽出してTHCだけを抜き取る方法(ブロードスぺクトラムと呼ばれます)です。

 

一般に流通しているCBDオイルの大半はアイソレートタイプですが、薬効はブロードスペクトラムの方が高いと言われます。

またCBDには副作用はほとんどないと言われていますが、身体に合わなければ、下痢や消化不良に伴う食欲低下などを起こす場合があります。

そういう場合は使用を止め、時間がたっても症状が治まらないようでしたら、医療機関を受診するようにしましょう。

 

 

『大麻成分「CBD」メリットと注意する点』に対するMIHARUのコメント

ここ何年かでよく聞いたり実際に目にとまるようになって、ますます身近になりましたね。

私の周りでも、睡眠前やトレーニング後に、睡眠の質の向上のためや、疲労回復効果を狙って摂取している人もいます。

日本だと、大麻とひとくくりに考えて、どこか敬遠されがちなイメージですが、しっかり成分を理解すれば、十分に使うことができるアイテムだと思います。

 

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